2007年 11月 27日
サファリ-309 パートドヴェール |
当初は「音のする方に歩く男」をガラスにしてみたいと思っていたのですが、
原型の粘土をいじっているうちに作品の内容に
深く気持ちが入っていってしまい、
粘土の表情を大切にしたいとの考えから、
ガラスは別の小品で試す事にしてみました。
なんせ初めての事で、
細かい技術などを教えてくれる人もいなくて、
ガラスをやっている女性の友人の携帯に久々に電話してみると
お父様がお出になられて「娘に何の用かね?」
「いや実は私はこういう者で娘さんとはこういう関係で
あーでこーでガラスのですね‥‥‥」
「娘は結婚して今アメリカに住んでいましてね、子供も生まれましてね♪」
彼女にガラスのテクニックを教えてもらうのを断念。。。
別の友達に電話すると、
「電気窯無いの?それでは多分失敗するよ‥‥‥
ダメもとでやってみれば?」
「‥‥‥‥。。。」
要するに融点になるまで加熱し、鋳型に馴染んだら火を止めて
あとはゆっくり冷ませばいいわけでしょ?
やってやろうじゃんか!
という、かなりいい加減な準備で、しかし気合い十分に
チャレンジしてみる事にしたのです。
前日まで真鍮の鋳造をしていて体力的にはけっこうしんどかったのですが、
身体が温まっていたのでそのノリで次なる窯を勢いで作ったのでした( ̄ー+ ̄)
by utyuuinu
| 2007-11-27 10:01
| プロセス