2007年 11月 11日
サファリ-298 歩く男 |
個展を開くことになりました。
母のことがあり、準備期間が少なかったのですが、
間に合わせる結果よりも、今の私を表現したいという想いから、
やっぱりやってみようと決めました。
会場は昨年もお世話になった横浜のギャレットインテリアで、
開催期間は12月9日(日曜)〜12月25日(火曜/クリスマス!)です。
展覧会のタイトルはまだ悩んでいるところです。
今回は‥‥‥何を思ったのかぁ?
ガラスを生まれて初めて扱います。
ガラス作家の友達に
「あーしてこーしてこーやろうと思ってるの。」
って言ったら、
「絶対に失敗しますけど‥‥」
って言われました!
私もそう思います。。。
ガラスは温度管理が非常に難しいらしい。
それがうまく出来ないと、窯の中で爆発しちゃうんだそうです。
だから、電子制御の電気窯の設備が無いとダメだと‥‥‥
そんな設備はもちろん無くて、金属の鋳造の工程で
普段から作る窯で、灯油を燃料に焼成しようと考えています。
はっきり言って原始的な設備です。
しかし、ガラスの作品は正倉院にもあるんだし、
天平時代の奴らに出来て俺に出来ない訳が無い‥‥
と、完全にナメてかかってます。
と言うか、その、「爆発」ぜひ見てみたい。。。
自分の作品が窯の中で爆発し、その破片が散乱する窯を
開ける時の衝撃‥‥‥ああ、見てみたい。
もちろん割れないように最善の努力はするつもりです。
しかし、難しい素材とのヤリトリは本当にスリリングで、
チャレンジャーの私としてはいてもたってもいられない。
写真はそのガラスの鋳造(パートドベールというらしい)の
粘土原型です。
by utyuuinu
| 2007-11-11 04:22
| プロセス