2007年 01月 21日
サファリ-87 沈黙のテーブル |
鉄の樹から生えたテーブルの上には鉛で鋳造した、拡げた本とワインの瓶が置いてあって、
そこにパンはありません。本には「今を生きる」と彫ってあります。
最も質素な食事“パンが焼けるのを待つワイン”、
彼の人生哲学が記してある“本”、それ意外には何も無く、
それ以降の物語は彼の妹さんのともこさんがコーディネートします。
ともこさんは昔お花やさんの経験があり、
植物に関しても物凄いセンスと知識を持っている。
お日さまのような女性です。
そのともこさんが、四季折々の果物や木の実や花をテーブルに飾って、
「いらっしゃいませ、もうすぐ春ですね。」
「いらっしゃいませ、少し涼んでください。」
「いらっしゃいませ、おいしい秋ですね。」
と、語りかけることができるように。
今、行列ができているのは言うまでもありません。
ブログを読んでくださっているみなさん、
悪い事は言わない。騙されたと思って行ってみてください。
トレイの上がパンで山盛りになりますよ。
ちなみにお隣には、つけ麺のお店があるのですが、これがまた旨い。
by utyuuinu
| 2007-01-21 02:49
| 作品/intermezzo 間奏曲