2006年 12月 12日
サファリ-55 洗礼-2 |
自分は必要とされていない‥‥‥
なんの価値もない‥‥‥‥
100人の9人に入れない絶対的な現実よりも、
先生に叱られる権利すら無い人間であると思い知った事が
やはり、判っていたとは言えショックでした。
生まれて始めて味わう挫折感。
そこには「みんな楽しく公平に」という小学校までのルールは無く、
個は全体のためにあり、全体が勝利するためには、価値のない者は捨てられる。
公園で時間を潰した。
「先生とじっくり話し合っていた」
というアリバイを作るために。
退部する大義名分は「美術部に入りたいから」でした。
放課後に美術室の隅っこでアニメをコソコソ描いている女子2人。
私を入れて3人しかいない美術部。
他に数人、名前だけの部員がいたと知った。
外から活気のある野球部のかけ声が聞こえてきて拷問のようでした。
席に付き、ぼーっとして夕方になって、野球部の練習が終る10分前に
逃げるように帰る。野球部員にかち合わないように。
ダサい。ダサすぎる。
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by utyuuinu
| 2006-12-12 17:49
| プロセス