2011年 11月 04日
サファリ-1088 かしゃまでの個展-12 |
かしゃま文化会館という存在がそもそも牧歌的で童話的だから、
どこか謎めいていて可愛くて温かい物語にしたかった。
貨車を道の反対側から眺めてみたら、
ジョニーさんというアーチストによる素敵な壁画と貨車、
そして色鮮やかな柿がたわわに実って、
壁画と秋空の冴えたブルーに美しく響き合っていました。
木の下に行ってみると、複雑で豊かな色合いの落ち葉を見つけました。
これから秋が盛んに押し寄せてきて葉が落ち、
最後には柿だけが残って道しるべのように輝くのかなぁ、、、
などと思いながら遠くの山を見ました。
紅葉があの山々を覆い尽くす頃は
私はもうここを去っているだろうけど、
これから静かに始まろうとしている笠間の秋の
前奏曲のような展覧会にできたら。
by utyuuinu
| 2011-11-04 06:14
| 作品/本流