2011年 07月 08日
サファリ-1064 陶器屋さんが完成-3 |
普通は店舗をやるとき、
そのお店の商品をいかにすっきり魅せるか、、
ということを考えます。
それは個展などで自分の作品を演出する行為です。
しかし今回のお店は、作品のひとつひとつを
美術館に陳列するようにはしたくなかった。
陶器のお店って、どこかガチャガチャしてて、
棚の下の奥の方にホコリを被った
掘り出し物が出てきたりする、
「探す楽しさ」というのがあるように思い、
敢えて陳列棚は空間の中で複雑に交錯するようにしてみました。
「さっきはあれが素敵と思ったけど良く観てると他のも良いねぇ。
あれ?さっきチェックした器はどこだっけ‥‥‥?」
みたいな、探す楽しさを感じられたらと思いました。
前の何かのお店が使っていたガラスが余ってったから、
それを利用したいという話も出て、
ガラスに乗せることで光が下の棚、
そのまた下の棚まで届くようにして、
作品が浮遊しているようにしました。
by utyuuinu
| 2011-07-08 00:18
| 作品/intermezzo 間奏曲