2010年 07月 15日
サファリ-870 反省×反骨 |
「言葉にできない苛立ち」みたいなものに
ここのところずっと支配されていて、
それを言葉に置き換えると「愚痴」になってしまいます。
でも元気なフリして嘘書いてもきっとボロが出るだろうし‥‥‥
先月、私はある彫刻の公募展に出品(応募)してみたのですが、
結果は選外で、70人あった応募の中で入選したのは30人。
大賞200万円はおろか、約半分にすら
届かなかったことがけっこうショックでした。
審査員は私の作品を観て、
「これは話にならんねぇ」とか思って通り過ぎた。
しかし、29位とかで入選して「もっと頑張らないといけませんねぇ」
とか言われるよりもまだマシかと思うのです。
つまり、審査員には私の作品が理解できなかった‥‥‥‥
と思いたい。
まだ時代は俺の感性を理解できないのだと。
謙虚に現実を受け止めないと進歩しないのかもしれませんが、
その現実というのは高名な審査員の先生に
気に入ってもらえるかどうかという
ひとつの基準でしかないから、
次回は気に入ってもらえるような作品を
作れるように頑張るというのを果たして進歩と言えるのだろうか。
敵のゴールにボールを蹴り込むことに成功するとか、
100メートル先に引かれた線までどちらが早く走れるかとか
そういう事なら答えは明解ですが、
芸術というのはそのへんが曖昧です。
それで、個人的な好みが偏らないように
複数の先生を呼んで、多数決で決める。
そうすると一定の基準を満たしているレベルの作品が10点くらいは決まる。
それが30点もあって、そこに入れないというのは、
これは何かが根本的にずれているとしか思えない。
クラシックピアノのコンクールで、
パンクの格好をしてギターかき鳴らすのと同じというか。
こういうことは普通カッコわるくてブログで
公表するような話ではないのかもしれませんが、
どこか、なんとなく落ちたことを自慢したいというのも変だけど、
少し自信があるから‥‥自信が持てるようになったから、
今夜こうしてご報告している次第です。
by utyuuinu
| 2010-07-15 00:14
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