2010年 01月 22日
サファリ-750 成田国際高校-3 |
北風と太陽における太陽のような男。
ガラパゴスの動物みたいに無邪気に歩み寄る男。
学校に伺って案内してもらったときに、
廊下ですれ違う生徒たちの目の輝きを見て、
彼が学校で尊敬され、愛されていることはすぐに判りました。
誰に対しても同じ高さで歩み寄って抱きしめる、
これは才能というものでしょうか。
他者を「認める」ちからを持つ人は魅力的だなと思いました。
素直で礼儀正しく、快活でフレンドリーな生徒、
地域でトップクラスの成績を誇る県立高校。
‥‥‥‥なんか出来過ぎでない?
光に満ち溢れた校舎内で、私は無意識にですが、
闇を探していました。
あら探しという意味ではなく、光が強ければ強いほど
闇も深いのが自然なことだと私は思っていますので、
ホンモノを作るために、何か力強いコンセプトが必要でした。
by utyuuinu
| 2010-01-22 02:54
| 作品/本流