2009年 05月 29日
サファリ-636 挑戦-2 |
「尾崎が出すようなものじゃないよ」
と、作家の仲間が私に言いました。
「雰囲気が何と言うか‥‥‥とにかく安くしないと売れないよ」
私のことを考えてくれてのアドバイスだという事は
理解出来るのですが、そこで私の
“天の邪鬼”性に火が着いた。
「良くないものはどんなに安くしたって売れない」
と私は思いました。
使ったり身につけたりして
生活が楽しくなるものを本気で作って展示し、
そして多くの人々と対話したい。
そこで出会う方々との未来にも期待したい。
不安はあったのですが私は出店を決意しました。
自分の作品が道の市の人々に通用するかどうか
挑戦してみたいと思ったのです。
しかし他者に迎合するつもりはない。
自分がこれまでやってきたこと、
自分が美しいと信じるもの、
その中から短時間で作れて
ずっと可愛がってくれるようなものとは何か?
かなり難しい課題であると、
作ろうとしたときに気付き、
またまた悩みの壷にハマってしまいました。
とりあえず悩んでいる自分を作ってみた。
「私はエッグスタンド」別名「涅槃くん」
いや、真面目に考えてるんです。これでも。
by utyuuinu
| 2009-05-29 03:28
| 作品/intermezzo 間奏曲