2008年 11月 21日
サファリ-520 晩秋の味覚-3 |
私の住む千葉県には、家庭菜園とか市民菜園みたいなのが
けっこういたるところにあって、農家が小さな区画に分けて
畑を貸し出していて、休みともなると一般の人々が畑に出て
思い思いの野菜を育てている風景を目にします。
自分の家で食べる分を栽培しているのだから、当然殺虫剤とかは使わず、
わりばしでいも虫とかを丁寧に取り除いたりして、
手塩にかけて育てているのでしょう。
収穫した野菜を家に帰って食べるときの歓びはひとしおでしょう。
そう言う事は私は素晴らしいと感じます。
その行為の全てのプロセスが素敵ですが、
そんな行為を通して季節とか時間の流れを、
太陽の推移や月の満ち欠けというリズムで感じられることが、
何にも代え難いことと感じます。
自分の手で収穫したり捕獲したりして、
それを自らが食べ、感謝し、明くる日の活力にする。
その繰り返しで生きて、生きて、
生きることが、
それがいちばん幸せなことだと、
今宵の晩飯を独りで食べながら、しみじみ思いました。
かぼちゃポット。
by utyuuinu
| 2008-11-21 03:50
| 食